昨日、赤羽にある星美ホームという児童養護施設の見学をしてきました。ちょっとした縁から星美ホームのケアワーカーの方と知り合い、今回の機会をいただきました。児童養護施設は虐待や子育て放棄のお子さん2歳~18歳までの子供を社会に出るまで保護する施設です。素晴らしい取り組みですよね。私も存在は知っていたのですが、今回このような機会をいただくことが出来ました。

園内は老朽化が進んではいるものの、しっかりしたシステムが構築され、2歳から18歳までのお子さんを保護し自立の助けをするという場所でした。高校受験や特に大学受験でのノウハウが全くないとのことで、塾の先生の意見をお聞かせ願えないでしょうか?というお話しだったので、私の今までやってきたことが役に立つのならと一生懸命お話ししてきました。

食事の時間になり、そ子も見学。このようなパーソナルな部分も見せてくれるのだとちょっと緊張しました。そんな思いも束の間、食堂にはかわいい9人の男の子たちが皆楽しそうに食事をしていました。「みんなどこの小学校に通っているの?」と尋ねるとみんな「浮間小~」「袋小~」など元気に答えてくれる、本当にかわいい元気のいい子達でした。

最後に帰途につく廊下を歩いていたところ、そのケアワーカーの方から「あの子たちは全員、諸事情により保護者の方と暮らせない」と話されました、、、、

え、、、、、、知っているはずなのに、、あの子たちが捨てられたの、、、生まれて初めてその場に立ち尽くしました。人間ショックだと立ち尽くすしか出来なくなるようです。そして泣くわけにはいかないと思ったのですが、無理でした。大きな衝撃が全身を駆け巡りました。虐待、育児放棄、、ニュースで目にすることは多いのですが、いざ肌でそれを感じてしまうと、その事の重大さに愕然としました。何か出来ないだろうか、、、塾の先生たち、そして塾生たち、私を含め皆、本当に私たちは恵まれた環境にあり、本当に幸せなんだと実感出来ました。この幸せを感じてもらいたい、ここに来ればすぐにでもわかる事なのですが、興味本位で見学というわけにもいかない。私もそれなりの覚悟を持ってこの場所に見学に来たのですが、想像と想定を遥かに超える感覚でした。

勉強させていただきました。しかしそれだけで終わりにはしません。しっかりと私にできる事を返したいと考えています。そしてその後、塾の講師、そして塾生にも勉強させたいと思いました。まずは私が頑張ります。そしてホームのためになるよう、少しずつ色々な方に参加してもらいたいと考えました。ケアワーカーの方も同意見でした。ホームとしても現場を知っていただき、尚且つご助力いただければ最高です。とおっしゃっていました。

塾生の皆さんの感受性、感性、そして社会貢献ということを学んでいただける、そしてホームにもそれがプラスになるような、仕組みを作りたいと考えています。

まずは夏期講習を頑張ります。塾は成績向上が第一命題です。そして早稲田セミナーでしか出来ないような一生忘れられない体験、感動、勉強の、行動の、仕事の意義のようなものを伝えることができればと考えています。